著者 : 時海結以
小説 映画刀剣乱舞小説 映画刀剣乱舞
西暦二二〇五年。歴史の改変を目論む歴史修正主義者によって、過去への攻撃が始まった。時の政府は、それを阻止するため、審神者なる者に歴史の守護役を命ずる。審神者とは、物の心を励起し、目覚めさせる技を持つ者のことである。そしてー。審神者は、かつて精神と技をこめて造られた刀剣を、人の形に目覚めさせた。歴史修正主義者が送りこむ時間遡行軍と戦い、歴史を守るために。これは、刀剣から生まれた「刀剣男士」たちによる、新たなひとつの物語である。
着物憑きお紺覚書着物憑きお紺覚書
大事に扱われてきた着物には、持ち主の情念が宿る…。江戸日本橋の古着屋の看板娘・お紺のもとには、持つと怪異に見舞われるという「わけありの着物」が持ち込まれる。謎の解決に乗り出すお紺には、着物に潜む想いを断片的に視る能力があった。すれ違ってしまう人と人の想い、情。それらをほぐした時、お紺の目に映るものは…?文庫書き下ろし。
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