著者 : 暁刀魚
“ほどほど”な属性を極めた凄腕魔術師さん。 成り上がりも無双もしない、“ちょうどいい”異世界生活を満喫中! <あらすじ> 「私は異世界を、ちょうどよく生きたい」 王国に名を轟かす凄腕魔術師、“白迅”のフーシャは転生者だ。 彼女は風属性しか使えない特異体質でありながら、美女ボディと前世の知識を使い、 異世界を面白おかしく、そして『ちょうどよく』生きていた。 護衛や冒険といった定番イベントを楽しみ、時には頼れるお姉さん教師として青少年の心を乱したり、 プリンセスをからかってみたり、悪友とバカ騒ぎもする。そして時にはーー悪を裁くため、暗躍することも。 これは風に愛された魔術師の、成り上がりや無双はしない、ひたすら賑やかで自由な異世界の日常譚。
少年バトル漫画みたいな世界に、俺はチートを持たずに転生した。 しかし、その世界は退魔師とか死者の霊とか妖怪が存在する世界。 そんな世界に転生という形で、一度死を経験してからやってきた俺は転生しただけでも特別な存在だったのだ。 本来なら退魔バトルが必要な霊魂を会話だけで成仏させ、どういうわけか妖怪は俺に対してビビリまくっている。 終いには神様が俺を寵愛してきて……俺はただ、霊媒師になっただけなのに!
カードゲームで世界が滅ぶ世界に転生した俺、棚札ミツルはカードショップの店長として前作主人公のような日々を送っていた。 そんなある日、町中をウロウロしていたところをホビーアニメに出てきそうなちょっと愉快なデザインのロボに呼び止められる。 「ソコのアナタ。これよりファイトをねがいマス。ピガガピー」 ここからメカシィと名乗るファイトロボとの付き合いが始まるのだが、さらに魔法少女の「ですわ」お嬢様も押しかけてきて……!? これは、カードゲームが何よりも優先される世界でカードショップの店長になった結果、周りから過去に大きな事件を解決したのだろうと思われている。 特にそんなことはない転生者の物語、第2弾!
カードゲームで世界が滅ぶのはカードゲームの世界だと定番だ。 そんな世界に転生した俺、棚札ミツルは念願かなってカードショップの店長になることができた。 カードバトルをする人たちが楽しそうなこの世界で、それを近くで眺めていたかったのだ。しかし、そんな俺は端から見ると大きな事件を解決し、先達として子どもたちを見守る前作主人公のように見えるらしい。実際は、そんな大きな事件一度も解決したことがないのに。 これはカードゲームが何よりも優先される世界でカードショップの店長になった結果、周りから過去に大きな事件を解決したのだろうと思われている、特にそんなことはない転生者の物語。