著者 : 杉元晶子
京都左京区がらくた日和 謎眠る古道具屋の凸凹探偵譚京都左京区がらくた日和 謎眠る古道具屋の凸凹探偵譚
「へんなおっちゃんがきてん」新しいご近所さんの郷さんは、外見同様に風変わりな『古道具屋石川原』の店主だ。五人兄弟の長女で、しっかり者、女子高生の雛子は、ガラクタだらけの店内で古びた名なしの女学生日記を見つけて…?京都を舞台に郷さんと雛子、凸凹な二人の持ち主探しが始まる!やがて、郷さん自身が秘めていた過去を知った雛子はー?
週末は隠れ家でケーキを -女子禁制の洋菓子店ー週末は隠れ家でケーキを -女子禁制の洋菓子店ー
女子高生の百は、双子の弟そっくりの男っぽい外見を気にしている。ある日新しい洋菓子店を見つけるが、若い男性店主はなぜか百に冷たい。どうやらその店は、女性客お断りの「男性限定パティスリー」らしい。店主の小林に邪険にされながらも、店が気になる百。百は、小さい頃母親が自分だけに作った「おいしくないバースデーケーキ」のことがひっかかっていて…。
歩のおそはや ふたりぼっちの将棋同好会歩のおそはや ふたりぼっちの将棋同好会
将棋に挫折し、無気力な日々を送っていた元天才少女の歩は、将棋同好会を立ち上げた元陸上部エース・涼の熱意に負け、将棋を再開する。元ライバルの奈津子、師匠だった父、挫折の原因となった天才棋士・龍也…。将棋盤に向き合うたびに、過去の痛みに立ち向かっていく歩の隣には、いつも涼がいて…。ひたむきに盤上を駆ける少女達の、ひと夏のガール・ミーツ・ガール。
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