著者 : 松本滋恵
【POD】行動する詩人 栗原貞子:平和・反戦・反核にかけた生涯【POD】行動する詩人 栗原貞子:平和・反戦・反核にかけた生涯
詩人栗原貞子は「原爆被爆者も加害者である」と明言、反戦・反核と平和運動に92年の生涯をかけた。その作品と思想を、74歳で大学院に入学、77歳で博士論文をものした著者が、柔らかな筆致で評釈する。「一度目はあやまちでも/二度目は裏切りだ/死者たちを忘れまい」(第五章)が今きびしく私たちに問いかける。 もくじーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【第一部】 序 章 第一章 詩歌集『黒い卵』と「黒い卵」論ー時代に翻弄された『黒い卵』と戦時下で詠まれた「黒い卵」- 第二章 「生ましめんかな」論ー栗原貞子の原点として「原爆創世記」を視野にいれてー 第三章 詩集『ヒロシマというとき』と詩「ヒロシマというとき」論ー個人史としての『ヒ 第四章 『詩集 未来はここから始まる』論ー貞子の苦悩を視野に入れてー 【第二部】 第五章 「一度目はあやまちでも/二度目は裏切りだ/死者たちを忘れまい」について 第六章 原爆文学論争 第七章 詩人・運動家としての栗原貞子ー平和・反戦・反核を訴え続けてー 終 章
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