著者 : 松本祐子
魔女は真昼に夢を織る魔女は真昼に夢を織る
別タイトル:Witches Weave the World カバーイラスト:佐竹美保 第1部には、そのタイトル〈Witches Weave the World〉から想起される、みずからの手で世界を紡ごうとする異端の〈魔女〉たちをヒロインとした創作ファンタジー3作を、第2部「語りの魔法に魅せられて」には物語世界に表象された〈魔法〉をめぐる論考とコラムを収録。神話や伝説、古典的名作から、映画、ライトノベルに至るまで、さまざまなファンタジー作品を取り上げながら、言葉の持つ魔法の力を検証し、現代人がファンタジーを必要とする理由を解き明かす。 人はみな美しい嘘に騙されたい。 永遠は呪い、嘘は夢。いつわりの言葉があなたを魔法にかける。 『リューンノールの庭』や『8分音符のプレリュード』の松本祐子が創作ファンタジーをあなたに。 第1部 Witches Weave the World 魔女の森 氷姫 ガラスの靴 第2部 語りの魔法に魅せられて 魔法ファンタジーに見る知と力の関係 おとぎ話の功罪 魔法の食卓 魔法にかけられた子どもたち コラム ヴァンパイアーー招かれる魔物たち 魔女と相棒
虹色のリデル虹色のリデル
シエナ王家が治める城下町で、古着屋を一人で切りまわす少女リデル。身よりはないが、幼なじみたちと元気いっぱい暮らしている。そんなリデルも最近、ふらりと現われて家の裏手に住みついた学者の先生に、ちょっぴり恋をしていた。ところがある日、森のなかで生まれたばかりの赤ん坊を拾ったことから、王位継承をめぐる巨大な陰謀の渦にまきこまれていったが…少女リデルの恋と冒険に満ちた本格ファンタジイ、登場。
PREV1NEXT