著者 : 染井由乃
破滅の魔術師は、人形姫に終焉の恋を捧ぐ(1)破滅の魔術師は、人形姫に終焉の恋を捧ぐ(1)
王国を守る生贄の「人形姫」として育てられた王女コーデリアは、幼い頃失明して以来、専属朗読師の青年レイヴェルを心の支えに生きてきた。しかし生贄の儀式も間近のある日、レイヴェルの魔術によって国が滅ぼされてしまったと知る。優しい彼が何故…?絶望するコーデリアに“女神”が救いの手を差し伸べた。視力を与えられ、一年前に戻った彼女は、レイヴェルが起こす災厄を必ず防ぐと決意する。たとえ彼を殺してでも。悲劇の運命を書き換えるためにー!
傷心公爵令嬢レイラの逃避行 下(2)傷心公爵令嬢レイラの逃避行 下(2)
元婚約者である王太子・ルイスによって塔に監禁されたレイラ。彼女の心には、喧嘩別れになってしまった最愛の魔術師・リーンハルトの事が残り続けていた。そして、遂に訪れるルイスから提案された取引の回答期限。レイラが下す決断は果たしてー。複雑に絡み合う、歪な執愛の末に公爵令嬢がたどり着いたたった一つの恋の結末とは。
傷心公爵令嬢レイラの逃避行 上(1)傷心公爵令嬢レイラの逃避行 上(1)
事故による2年もの昏睡から目覚めたその日、レイラは王太子との婚約が破棄された事を知った。彼はすでにレイラの妹のローゼと婚約し、彼女は御子まで身籠もっているという。全てを犠牲にし、厳しい令嬢教育に耐えてきた日々は何だったのか。たまらず公爵家を逃げ出したレイラを待っていたのは、伝説の魔術師からの求婚。そして婚約破棄したはずの王太子からの執愛でー?
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