著者 : 桑原康一郎
東京 ユリシーズ東京 ユリシーズ
ホメロス「オデュッセイア」、ジョイス「ユリシーズ」を継承し、トウキョウの街を黒犬のユリシーズが彷徨う。並列し、乱立し、共鳴し、不協和音を奏でる東京という大いなる物語。この都市では、すべての物語、すべての言葉が、等価に息づく。
短編 短歌短編 短歌
わたしたちの生には、果たして意味があるのか。完璧なものは記憶の中にしかない。「流れのままに」 束縛であり、自由であり、美しいもの、求めるものとして、ジェンダーはある。「女はみんな嘘をつく」 わたしたちは何処から来たのか、何処へ行くのか。一人の女流画家をめぐる協奏曲。「AKANE」 絵を描くように、想い出すように、消え逝く日々を詠いたい。束の間の時間のかけらとしての短歌集。「日々の響」 【短編】流れのままに/女はみんな嘘をつく/AKANE 茜 【短歌】日々の響/独り/夏/秋/冬/春/恋/シブヤ/シンジュク/宙
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