著者 : 桑村さや香
好きな人がいること(下)好きな人がいること(下)
「俺がそばにいてやる」。花火大会の夜、千秋への想いに終止符を打って泣き崩れる美咲は、夏向に抱き締められた。不器用ながらもストレートに想いをぶつけてくる夏向に向き合おうとする美咲。しかし、冬真の調理師学校退学や、東村によるレストラン買収計画、さらには兄弟の知られざる真実が明らかになるなど、柴崎家に次々と試練が訪れ…。『Sea Sons』の運命、そして美咲の恋の行方は?胸キュン・ラブストーリー、いよいよ完結!
好きな人がいること(上)好きな人がいること(上)
仕事にまい進するあまり、キスの仕方も忘れるほど恋愛はご無沙汰状態のパティシエ・櫻井美咲。しかし突然、仕事をクビになり、転職活動もうまくいかず大ピンチに。そんなとき、高校時代の初恋の人、柴崎千秋と偶然再会。なんと千秋の誘いにより、彼が経営する湘南のレストランで住み込みのバイトを始めることになる。憧れの人とのひとつ屋根の下での暮らしに期待を膨らませる美咲。でもそこには、無愛想で毒舌家の次男・夏向、プレイボーイの三男・冬真も住んでいて…。
恋仲恋仲
アオイという同じ名前の同級生。性格も何もかも正反対。選んだ未来も対照的。でも、好きになったのは同じ女の子だったー。富山県で生まれ育った高校生・三浦葵は、幼馴染の芹沢あかりにひそかに恋をしていた。しかしあかりの家が夜逃げしたことで、恋は突然終わりを迎えてしまう。あれから7年。東京の小さな建築事務所でうだつのあがらない日々を過ごしていた葵は、高校卒業以来会っていなかった蒼井翔太から呼び出される。そこには、翔太の恋人となったあかりがいた…。
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