小説むすび | 著者 : 梅川大介

著者 : 梅川大介

駿台学園を最強に導き、今なお勝ち続ける 異端児駿台学園を最強に導き、今なお勝ち続ける 異端児

出版社

竹書房

発売日

2024年12月27日 発売

監督就任以降、10年間で九度の全国制覇、三度の春高優勝。 高校バレーボール界の異端児が繰り出す、新機軸の数々! ・データバレーをいち早く取り入れ、相手チームを完全攻略 ・非・勝利至上主義で将来を見据え、普段の練習はポジションフリー ・上背のある中学生なら、吹奏楽部員でもスカウト ・Tシャツの販売、恋愛OK、SNSも規制なし ・カルボナーラはNG等、徹底的な栄養管理 著者は、以下のように述べています。 人間は楽なことに飛びつく半面、苦しい時に本性が出る。チームスポーツはまさしくその象徴で、チームが苦しい時、いかに我を出さずにチームのために行動できるか。選手たちにはそのための土台を築いてほしいし、それができればこの先、大人になっても逆境に耐えて、大崩れすることなく生きていけるはずだ。 私も教員として、指導者として、まだまだ未熟だ。だが2014年に駿台学園の監督となり、自分が学生時代の頃から多くの方々から学び、その都度自分に落とし込んで考えてきた。そしてバレーボールの世界では、幸いなことにこの10年間で三度の春高優勝、そしてセンターコート(準決勝以降の1面コート)にも六回立った。 私の経験や考え方を記し、少しでもシェアできれば。その思いで筆を取る。へーそうなのか、と同意していただくのは嬉しいが、それは違うだろう、と思われても構わない。自分なりの正解を求める中、この本が何かのお役に立てるなら、と願うばかりだーー本文より ■目次 第1章 駿台学園はなぜこれほど強いのか 駿台学園の強さの秘密/中学でエリート≠高校で勝てる選手/力の差は「頭」で引っくり返せる/「三冠」を目指すチームと「春高」を目指すチームの違い ほか 第2章 全国の名将を唸らせる“知将”への道のり 教員志望から意外な進路へつながった大学時代/“一流”の選手たちから得た学び/Vリーグで「アナリスト」へ/鎮西高校から与えられる「刺激」と持ち続ける「尊敬」の心 ほか 第3章 選手やチームを「視る」ポイント 勝利至上主義ではなく将来を見据えるからこそ「ポジションフリー」で/大きくてヘタは誉め言葉。大きな選手は大きく伸ばす/求めるのはきれいな五角形ではなく、いびつでも飛び抜けた長所 ほか 第4章 データの活用 駿台学園の「データバレー」とは/勝つために求めるのは「スパイク効果率」/データを凌駕するエースに立ち向かうには/調子のいい選手はあえて「とっておく」ほか 第5章 頼れるものはすべて頼る トレーニングの専門家を招聘した理由/試合前は「うどん、サラダ、サラダチキン」が定番メニュー/トマトソースパスタはOK、カルボナーラはNGな理由 ほか 第6章 最強駿台学園の練習 最初は長かった練習時間が短縮された理由/駿台学園を象徴する練習メニュー/試合直前の春高でも「3対3」をやる理由/勝利至上主義ではなく、将来につながる練習を ほか 第7章 バレーボール界の未来に向けて SNSも規制なし。18歳になったら「選挙へ行け」/恋愛OK、むしろ「彼女をつくれ」/カードやTシャツ販売、スポンサーを集める理由/テレビファーストの弊害 ほか

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