著者 : 森川秀樹
マーダーミステリー・オブ・ザ・デッドマーダーミステリー・オブ・ザ・デッド
ゾンビウイルスが、世界を変えたーー。 突如として発生したパンデミックにより文明は崩壊。わずかな生存者が暮らすショッピングモールに連れてこられた「私」は、なんと記憶を失っていた。 「私」とともに発見された白衣の男は、「抗体が見つかった」「希望を、安全圏へ」と告げたのちに、何者かに殺害されてしまう。 各地で続発する「ゾンビ信奉者」たちによる襲撃事件。謎の絞殺魔の噂。失踪した生存者。夜な夜なモール中に響き渡る謎の歌声……。殺人犯はだれなのか? 不可解なできごとの真相は? そして、「私」はいったい何者なのか……? TVアニメ化も果たしたMPB(ミステリー・パーティ・イン・ザ・ボックス)シリーズの名作、『マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド』の小説版が登場! 原作の基本的なストーリーはそのままに、群像劇として展開するマーダーミステリーを「一本道の物語」として再構築。「調査」「議論」「投票」など、原作ならではの要素も存分に堪能できる。原作ファンはもちろん、未プレイだけれども原作の魅力を肌で感じたい、マーダーミステリーの雰囲気を味わってみたいという方にもおすすめ。 マーダーミステリーならではの不安感と緊張感、そして快感をぜひご堪能ください。
救いたい救いたい
仙台医療センターで麻酔科医長を務める川島隆子。震災後、夫の貞一は「川島医院」を無期限休診とし、南三陸で診療所を開き地域の人々のために尽力していた。一方隆子は、震災で父を亡くしたトラウマに苦しむ部下の純子を復帰させようと、ある自衛隊員のもとを訪ねる…。あの日を乗り越えて、悲しみや厳しい現実を受け入れ、前向きに生きようとする人々。そのひたむきな姿を感動的に描く映画「救いたい」の小説版。
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