著者 : 横村出
漆黒のピラミッド 世界をめぐる十の短編漆黒のピラミッド 世界をめぐる十の短編
ロシア、ウクライナ、そしてパレスチナ、アフガニスタン。争いに満ちた世界で、真に尊いものはなにかー。紛争地を歩いた著者が贈る連作短編集。悲劇に見舞われたアフガンの少女を描く「青い目の少女」、長崎で被爆した老女が戦争を語る「桜貝の記憶」、そしてロシアのウクライナ侵攻をモチーフとした表題作「漆黒のピラミッド」など、全10編を収載。 〈収載作品〉北のスフィンクス/青い目の少女/心臓石/わたしの唯一の望み/カラット天秤/'77/悪人/蝉/桜貝の記憶/漆黒のピラミッド
放下 小説 佐橋ノ荘放下 小説 佐橋ノ荘
鎌倉時代、越後・柏崎に実在した毛利氏の本領「佐橋ノ荘」。これを相続した毛利基親に、実弟の時親が反旗を翻す。世阿弥の能『柏崎』に着想を得、毛利一族の家督争いを巧みに描いた歴史小説。
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