著者 : 此見えこ
余命 最後の日に君と余命 最後の日に君と
余命を隠したまま恋人に別れを告げた主人公の嘘に涙する(『優しい嘘』冬野夜空)、命の期限が迫る中、ウエディングドレスを選びにいくふたりを描く(『世界でいちばんかわいいきみへ』此見えこ)、大好きだった彼の残した手紙がラスト予想外の感動を呼ぶ(『君のさいごの願い事』蒼山皆水)、恋をすると寿命が失われる病を抱えた主人公の命がけの恋(『愛に敗れる病』加賀美真也)、余命に絶望する主人公が同じ病と闘う少女に出会い、希望を取り戻す(『画面越しの恋』森田碧)-。今を全力で生きるふたりの切ない別れを描く、感動作。
今夜、死にたいきみは、明日を歌う今夜、死にたいきみは、明日を歌う
「この教室でのわたしの存在感なんて、たぶん、壁に貼られたポスターぐらいなものだろう。ある日、それが別のものに代わっていたって、きっと誰も気づかない」家庭にも学校にも居場所がなく、生きることにしんどさを感じる高校生のあかり。ある時、クラスメイトの言葉で「どうしてもやりたいこと」が見つかり、存在を認められたと思ったもののー。あかりの“もうひとりのわたし”を中心に繰り広げられる、それぞれなにかしら苦悩を抱えた高校生たちの涙のストーリー。
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