著者 : 水口理恵子
大奥女中は見た(一) 江戸城の虜囚大奥女中は見た(一) 江戸城の虜囚
江戸城大奥で火災が発生した後、旗本が行方不明となった。御台所の側に仕える大奥女中のお静は、高位の人物からの極秘の依頼で、行方不明の旗本の捜索を開始するが…。訳あって江戸城の大奥で働くお静が、権力に囚われし男女を凛として裁く!
緩やかな反転緩やかな反転
亜紀子はある日、見知らぬ女性の訪問を受けた。最後の記憶は、訪問者を玄関に請じ入れたこと。だが、次に気付いたとき、亜紀子は血のついた野球のバットを握り、床に倒れた“自分自身”を見下ろしていた!加害者の姿になって行き場を失った亜紀子は、その女性の持ち物から調べた住所へ、やむなく足を運ぶ。なぜ“私”は彼女に殺されなくてはならなかったのか?対照的な2人の女性の人生が交錯する、サスペンスミステリ。
横浜殺人事件横浜殺人事件
横浜テレビの看板レポーター山名めぐみが殺された。最後に取材したVTRを見た浅見光彦は彼女のインタビューが事件の鍵を握ると睨む。「赤い靴」と「青い眼の人形」、二つの童謡に隠された謎とは?また金沢八景で死んでいた会社員浜路恵一と事件の関連とは?異国情緒漂う横浜の街を舞台に、テレビスタッフの藤本紅子、浜路の娘智子、浅見の三人が事件の真相を追う。
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