著者 : 水城正太郎
道化か毒か錬金術 2道化か毒か錬金術 2
天才錬金術師『アナーキスト・アルケミスト』ことアルト・ブロイ公爵とその相棒役となった赤毛の美人スパイ、イングリド・エール。2人はある日、ウェストマール皇帝であるジャンに呼び出される。ジャンからの依頼は宗教紛争と関与の疑いがある悪魔の調査だった。純正聖教の推薦だという美形の学生、エイヴリー・ブラウンを調査の一員に加えたが、エイブリーの「悪を感じる」という不思議な力が事態を混迷に陥れる。神と悪魔、そして『賢者の石』と対をなす『愚者の花』の秘密に迫る錬金術アクション。
道化か毒か錬金術道化か毒か錬金術
その能力を“イタズラ”にしか使わないという天才錬金術師『アナーキスト・アルケミスト』。簡単にいえば犯罪者の自称なのだが、その名は帝国内を騒がせていた。ある日『アナーキスト・アルケミスト』から重要人物で変わり者と評判のアルト・ブロイ公爵宛てに殺害予告が届く。帝国情報部の美人魔術師イングリドはアルトの警護のためブロイ公国を訪れた。魔術が飛び交い、陰謀渦巻くヨーロッパで暗殺予告に隠された秘密と錬金術最大の霊薬『賢者の石』を巡り、アルトとイングリドが華麗に躍動する。天才錬金術師の絢爛たる日常。
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