著者 : 池田大作
1980年代に発表された青少年向けの小説が、 装いも新たにして待望の発刊! 中学生向けの2編「ヒロシマへの旅」「フィールドにそよぐ風」を1冊にして刊行。 ☆「ヒロシマへの旅」 夏休み、東京から広島に住む伯母に会いに旅に出る中学2年生の一城。広島の街に残る原爆の記憶に触れるうち、一城の胸には、「命の尊さとは、平和とは何か」という思いが渦巻いていく。 ☆「フィールドにそよぐ風」 サッカー強豪校から転校してきた早乙女剣司は、怒りと焦りから相手選手の風間竜太に大けがをさせてしまう。監督の島野先生は、剣司に人間として大切な「フェアプレー」の精神を伝える。 一、ヒロシマへの旅 一、フィールドにそよぐ風 一、後記
1980年代に発表された青少年向けの小説が、 装いも新たにして待望の発刊! 高校生向けに書かれた2編「アレクサンドロスの決断」「革命の若き空」を1冊にして刊行。 ☆「アレクサンドロスの決断」 病に倒れた王・アレクサンドロスを救おうと、親友の侍医・フィリッポスは持てる力をつくして薬を調合する。しかし、王の手には親友の裏切りを伝える密書がーー友情、正義をテーマにつづる歴史小説。 ☆「革命の若き空」 18世紀、革命に揺れるフランスが舞台。革命政府から追われる詩人アンドレ・シェニエと、画家を志す少年ルネの交流を軸に、自らの信念のまま、真の革命の道を生き抜く若者を描く。 一、アレクサンドロスの決断 解説ーーアレクサンドロス大王の生涯と足跡 一、革命の若き空 解説ーーアンドレ・シェニエと時代背景 一、後記
小説「人間革命」の連載を開始。半年後、聖教新聞も日刊化され、正義の師子吼はいよいよ力を増す。人種暴動が火を噴く米国ロスへ。真の人間平等を願い激励を続ける。恩師が夢見たメキシコも初訪問。正本堂建立の供養の受け付けを行う。欧州では、渡独して炭鉱で働く日本人青年など、人材育成に全力。創大設立審議会が発足し、念願であった壮年部も結成。伸一は一人でも多くの友を励まさんと命を削る。
「春嵐」アジアから帰国するや、支部結成大会へ。広布の拡大に対する反発が、各地で“村八分”等の嵐を呼ぶ。「凱旋」激闘につぐ激闘により、未曽有の大発展を飾って迎えた1周年の総会。大客殿建立の供養の発表に、同志の歓喜が爆発。「青葉」青年部が方面別総会を開催。言論部の結成、広報局の映画作成など多彩な布石がなされる。「立正安国」夏季講習会で「立正安国論」を講義。「仏法の人間主義」を根底とした世界平和の道を訴える。「大光」初の欧州への平和旅へ。“ベルリンの壁”の前に立ち、民族分断の悲劇の転換を誓う。