著者 : 沖田弥子
千年にひとりの悪女は冷徹辺境王の愛に染められる〜厄災を呼ぶ令嬢が「おまえを悪女にはさせない」と娶られ幸せになるまで〜千年にひとりの悪女は冷徹辺境王の愛に染められる〜厄災を呼ぶ令嬢が「おまえを悪女にはさせない」と娶られ幸せになるまで〜
生まれてから災い続きで、「千年にひとりの悪女」とお告げを受けた翠。非道な暴君・琉聖との縁談が決まった彼女は、彼を不幸に陥れることこそ、己の役目だと父に説かれる。しかし琉聖は態度こそ不遜なものの、噂される人物とは違うようで…?女嫌いの琉聖だが、無欲でわかりやすい翠への愛おしさが止まらなくなっていく。「おまえは悪女ではない。わたしの妻になる女性だ」疎まれてきた自分を甘く慈しんでくれる彼に、翠も初めての恋を知り…。互いが唯一無二の純愛中華ファンタジー!
毒の寵妃は後宮で花ひらく毒の寵妃は後宮で花ひらく
「そなた以外を寵愛するつもりはない」 継母に服毒させられ、いつしか他人に毒をうつせる体質になってしまった雪花。皇帝暗殺を目論む家族に後宮へと送り込まれた彼女だが、そこで美しい青年・紫蓮と再会する。彼はかつて、虐げられた雪花に手を差し伸べ、「いずれ俺の妻にする」と将来を誓ってくれた初恋の人だった…! 慣れない後宮生活に戸惑う彼女を過保護に気にかけ、甘く蕩かすように触れてくる紫蓮。素性を隠したままの逢瀬で、雪花は長年秘めてきた想いが溢れていくのを自覚してーー。毒の運命に抗う、純愛後宮譚。
PREV1NEXT