著者 : 沢野いずみ
ゲームの正ヒロインであるアリスがフィオナとルイスの前に現われた。 本来ならルイスは彼女に好意を抱き、悪役令嬢フィオナの破滅ルートが始まるため警戒するフィオナだったが、アリスはフィオナに好意的で、ルイスはアリスを意に介さないどころか、フィオナへの慈しみはさらに加速。 そんな中、フィオナが手掛けていた学校事業などが評価され、彼女への爵位授与式とそのパーティーが行われることに。さらに、王家からジェレミー殿下と結婚してほしいとの話が。 フィオナを愛するルイスは「穏便にしてたらフィオナが取られる。そうなったら俺はクーデターを決行する」と物騒なこと言い始めて…。 ゲームよりハラハラするイベントが続くけど、私の身体と運命、本当に大丈夫…!?
前世社畜だった主人公は悪役令嬢フィオナに転生し悠々自適なスローライフを送る…はずが、フィオナは公式設定にない病弱な身体だった! 今ならわかる。なぜゲームのフィオナが悪役令嬢だったのか。体調が悪くて当たり散らすしかなかったのだ…。このままでは悠々自適なスローライフが送れない! フィオナが自身の体調を良くするため、生活と態度を改めたところ、今まで険悪だった婚約者ルイスは事情を知った途端、過保護なぐらいフィオナを溺愛するようになり!? 「いや、婚約破棄はしない」 「これからはなんでも言っていいよ。なんでも叶えてあげる」 お、おかしい! ゲーム設定と違って甘すぎる……!
オーガストと無事婚約破棄し、リュスカと婚約することとなったアンジェリカ。正式に婚約を結ぶために。リュスカの生まれ故郷、スコレット公国に向かうことに。アーノルドとデイジーも引き連れて向かった先で、リュスカに抱き着く女性が!リュスカの幼馴染であるフレアは、自分こそがリュスカにふさわしいと主張する。アンジェリカをリュスカの婚約者の座から蹴落とそうと、あの手この手の嫌がらせを仕掛けて来るフレアだが、アンジェリカはへこたれず彼女を撃退。業を煮やした彼女は、ついに頼ってはいけない相手“強欲の魔女”を頼ってしまい!?アンジェリカとリュスカは無事魔女に打ち勝てるのか!?したたか令嬢とそんな彼女を支える公子のラブストーリー第二巻!
「本日も大変かっこよく麗しく、私は胸がキュンキュンです。好きです!」 「そうか、断る」 自他ともに認める万能メイドのオフィーリアは、雇い主で女嫌いな美貌の公爵・カイル様に、めげずに愛の告白をしては秒でフラれる毎日。 それだけでも幸せだったのに、なんとおしかけ婚約者を追い出すため、恋人同士のフリをすることに!? カイル様のために私、全力を尽くします──たとえ1年間しかそばにいられなくても。 秘密を抱える超ド級ポジティブメイドと素直になれない塩対応公爵の、必ず2回読みたくなるかけがえのない365日の恋物語。
「お前との婚約を破棄する!」 婚約破棄を告げられた公爵令嬢アンジェリカ。 理由は婚約者オーガストの恋人、ベラを虐めたからだという。だが、アンジェリカはベラのことを知らなかった。 元々、王命で仕方なくした婚約。婚約破棄は大歓迎だが、濡れ衣を着せられてだなんてありえない! 濡れ衣を晴らすため隣国の公子リュスカと共に調査を始めるが、同時に甘々なリュスカに翻弄されていく。 「惚れた女を助けるのは当然だろう?」 二人は力を合わせてベラを追い詰めていく。 しかし、ベラには秘密があってーー? 論破するしたたか令嬢 × 一途なイケメン公子の溺愛ストーリー、ここに開幕!
弟子に殺され、200年後の世界に生まれ変わった祝福の魔女アリシア。 弟子のヴィンセントは、祝福の魔女アリシアの呪いで不老不死になっていて……えっ!? 死の間際までヴィンセントの幸せを願ってはいたけれど、呪いなんてかけてません! 呪いを解くため、ヴィンセントに会いに行ったはいいけれど、姿かたちの変わったアリシアに全く心を開いてくれなくて……。 これは「好感度上げ作戦決行」です!!