著者 : 河上朔
楽園のとなり楽園のとなり
「どうして立ち向かわないの!」 「お前には関係無い」 古代の言葉で「楽園」を意味する王都ドラ。 カンナはそこで王立騎士団員を目指し、日々努力を重ねていた。 入団試験の対策は万全、実力も充分。 しかし年に一度の試験では、なぜか毎回毎回思いもよらぬトラブルに巻き込まれ、受験できずにいた。 次こそはと意気込むカンナは、4度目の試験を1ヶ月後に控えたある日の夜、 衰弱し、行き倒れていた謎の美少年・シンクを拾う。 間近に迫る試験のことを気にしつつ、しかし誰かに追われている様子の彼を放っておけないカンナだったが、
君がくれた世界君がくれた世界
ルカナート13歳の初恋…『信じるならば君の心を』 シルヴィアナとライオスの恋…『何度でも』 ラシュ、シーリー、ヨーサム、三人の出会い…『さても楽しき』 コカゲとルカナート花祭りの夜…『だからひそやかに祈るよ』
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