著者 : 渡辺僚一
はるまで、くるる。はるまで、くるる。
萌えゲーの枠を超えた伝説の萌えゲー、完全小説化! 永遠に終わり続ける世界で、自給自足のハーレム生活をーー 「この顔も、この声も、この涙も、俺は忘れる。 だけど、約束だけは覚えていられるはずだ。祈りだから。 記憶を失っても祈り続けることは、きっとできるから」 目覚めると、そこは温泉宿を思わせる寮舎。俺のほかには4人の見知らぬ女の子。全員、記憶喪失。 周囲には青い山々と美しい海……そして、空の果てまでのびる用途不明の建築物。 「3ヶ月後、迎えにくる」という謎のメモを見つけた俺たちは、誰もいないこの場所で、自給自足の生活を始めることにーー。 『萌えゲーアワード』シナリオ賞受賞、驚愕の世界観で描かれる「はるくる」の衝撃と感動を、ぜひ! イラスト:師走ほりお 笹井さじ
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