著者 : 溝上侑
日本一ソフトウェアが贈る夜道探索アクションゲーム第三弾、待望のノベライズ! 学校にいたはずのユズは、真っ暗な森で目を覚ます。覚えているのは、夕闇迫る学校の屋上で何かがあった、という断片的な記憶だけ……。 途方に暮れるユズは、見知らぬ女性から「あなたは呪いをかけられた。呪いを解くためには、【失くした思い出】を集めなければならない」と告げられる。 ユズは、記憶を取り戻すべく夜の町へ行き、真夜中の学校や、棚田のある田舎町、竹林の人形屋敷などを探索していくーー。 すべての【失くした思い出】を集め、呪いが解けたときに待つ驚きの真実とは?
少女たちはお互いを探して、夜闇を彷徨う。夏休みが終わるころ。ふたりの少女、ユイとハルは裏山へ花火を見に出かけました。「ふたりで花火を見るの、今年でさいごになるんだね…」夜が更け、帰り道がわからなくなってしまったふたりは、繋いでいた手を離した隙にはぐれてしまいました。「ユイを」「ハルを」「「さがしにいかなくちゃ」」不気味な夜の街でお互いを探し、彷徨い歩くユイとハル。二人の未来に、待ち受けるものとはー?
日本一ソフトウェアより2015年10月29日に発売されたPlayStationRVita用ゲームソフト。消えた愛犬・ポロと姉を探すため、昼とは全く違う顔を持つ「不気味な夜の町」を探索する少女が主人公の夜道探索アクションゲームです。夜道に現れる数多の「恐ろしいもの」「彷徨うもの」から逃げながら、大切なものを探し続ける少女の姿、そして身近な闇夜を舞台とした世界観が多くのゲームファンから愛され、雑誌「電撃PlayStation」にて「電撃PSアワード2015」インディーゲーム部門では第1位を受賞する等、話題を集めています。小説版では、少女視点のエピソードに加え、ゲームでは描かれなかった『姉』の物語が明かされます。