著者 : 灰ノ木朱風
聖皇猊下の子づくり指南係聖皇猊下の子づくり指南係
聖皇アドニスは、「神花」から生まれ落ちたという類まれなる聖人。貴き血を残すため、教会が選んだ候補と番うアドニスに閨の知識を授ける教育係ーーそれに未亡人のシスター・ミネットは選ばれた。ミネットはかつて夫である老侯爵を超絶テクニックで腹上死させた「伝説の毒婦」として社交界で知られていた。しかし実態は、初夜に夫が心臓麻痺で亡くなってしまっただけの二十五歳・処女である。「子づくりをするにはまず、猊下の猊下をスタンダップさせる必要がありまして……」「なぜだ? 人は花から生まれるのだろう?」彼の純粋培養さと美貌に圧倒されながらも、正しい性知識を教えようと奮闘するミネット。しかしアドニスはミネット自身に興味を持ってしまい!? 2023eロマ大賞奨励賞。性知識ゼロの色気満点(童貞)聖皇×伝説の毒婦(処女)、すったもんだの性教育系ラブ!
男装騎士になったらこじらせ夢魔の騎士隊長に捕まりました男装騎士になったらこじらせ夢魔の騎士隊長に捕まりました
《第2回ジュリアンパブリッシング恋愛小説大賞銀賞受賞作》とある事情で女性であることを隠し、騎士として日々鍛錬を重ねるフローリア。彼女が少女に戻れるのは、夢の中だけ。美貌の夢魔ルティとの逢瀬が彼女の楽しみとなっていた。そんなある日、彼から告白され、現実でもフローリアを見つけると宣言される。「たとえどんな姿をしていてもひと目顔を見れば必ず君だとわかる」ルティにそう囁かれて、期待と不安に揺れるフローリア。だが、時を同じくして「氷の貴公子」の異名をもつ騎士隊長アルトゥールとも距離が近づいていき……? 夢と現実が交錯する純愛ファンタジー。
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