著者 : 片桐純子
…吸いつくように結合して、椅子の上で尻を動かした-が締まる、締まり過ぎるほど締まりだした、青味がかった空気のなかで…。夫の留守中に若妻ミヤビの前に、突然現われた「三郎」と名乗る男は、彼女を淫靡な世界へと誘って…。長編官能ミスティック・ロマン。
二十三も年上の夫に満たされない日々をすごす二十七歳のアツコは、一夜のときめきを求めて街に出て、さまざまなタイプの男たちと不倫の夜を重ねるが、彼女の愛の終着駅は…。熟れた人妻の大胆な不倫模様を描く官能長編ロマン。
大学を卒業して遊び半分のOL生活をエンジョイしている細矢川冬美は、軽い気持ちで見合いをした相手、圭吾がだめ男だと知ってもなぜか惹かれ、溺れていく。お嬢さまOLの夜の悶えを鮮烈に描いた官能長編。
28歳の社長秘書・千秋は、セクシーな本妻と美貌の愛人を持つ、精悍な社長から、快楽と金品を手に入れようと誘惑を続けるが…。貪欲に自身の欲望を追求する知的美人OLの昼と夜の顔を赤裸々に描いた官能長編。
人妻に惚れて家出した兄を追って、妹のダンサー、アキは夜の深海魚たちが乱れ狂う、ミラーボール廻る世界へ…。いつか兄のことも忘れ、肉悦の啜り泣く快感の日々に溺れていく…。華やかなダンスホールを舞台に、男と女の官能の世界を、スリリングに、かつ情感豊かに描く著者の最新官能長編。
腰の紐を解かれているので、浴衣の前が割れ、剥き出しの秘所は淫らな刺激でとろっとした。亡くなった夫によく似たその男が、彼女の寝ている布団にゆっくりと入ってきて…。夫とはよく似ていても、別人であることを、ふとした動作で思い知らされる。若き未亡人の匂うような肢体が、今日も激しく疼いて官能の一夜。
…馴染んだ男には感じられない、ときめきとスリルがあって、脳が痺れるほどの快感に、身も心も乱れて…。ナンパを生き甲斐にしている信夫が、ナンパで手に入れた妻の美也子に裏切られて、不倫の乱気流が渦巻く、官能長編ロマン。
夫をハンググライダー事故で亡くした奈津子は、まだ36歳。この美貌な未亡人に、義理の甥、義兄、夫の上司らが強引に迫る。奈津子は遂に18歳年下の情熱的な甥に愛を発見した。2人の祝福は互いに肉体関係をもった仲間たちの乱交会で。溺淫描写が定評の著者が、書下ろしでエロスの乱気流を強めた。