著者 : 田井ノエル
社交界の華、美貌の令嬢ルイーゼには前世の記憶がある。その数なんと七人分。日本の女子高生から始まり、キャバクラ嬢、女詐欺師、極道の女。そこから異世界に転生して、高利貸しの男、海賊、極悪騎士。毎度なぜか悪役&刺殺バッドエンドで生を終えていたルイーゼは、今世こそ穏やかに生きようと決意する。だが、ある日、エミール王子の教育係に抜擢されてしまったルイーゼ。極度の人見知りで自室に籠りきりの軟弱男子エミールを、立派な王子にすることになったルイーゼだが、前世で共に戦った騎士カゾーランとの再会(?)をきっかけに、転生の謎と、ある真実を知ることにー!?
愛媛県松山市、ロープウェイ街。ここは、あやかしが人間社会に溶け込むように暮らす特別な場所。逢魔町とも呼ばれるこの土地で、誘われるように横道に迷い込んだ千舟は、一軒の風変わりなレストランを見つける。迎えてくれたのは、袴姿のイケメン料理人・真砂。彼が作る特製オムライスの味に感激した千舟は、自分を雇ってほしいと真砂に頼みこむが、実はこの“東雲”、あやかしばかりが訪れる店で…!?小さな十六日桜の木があるレストランを舞台に、千舟とあやかしたちの出会いを描く、ハートフル飯テロ物語。絶品洋食と松山名物が、あなたのお越しをお待ちしています!
道後温泉にたたずむ、神様だけが訪れることができる宿「湯築屋」。湯築九十九は、そこの若女将にして現役女子高生。ときには気難しい神様や、人に害をなす鬼まで温泉宿に来ることもあるけれど、宿のオーナー兼夫でもある稲荷神のシロ、いつもやさしく彼女を見守る両親、何ごとにも一生懸命なもふもふ子狐のコマをはじめ、個性豊かな仲間に囲まれながら、九十九は持ち前の明るさで、今日も元気にお客様をお出迎え!
日本最古の温泉「道後温泉」。温泉旅館『湯築屋』は、そんな由緒ある温泉街の一角にある目立たない宿だが、実は誰も知らない秘密があった。そこを訪れることができるお客様は、神様だけなのだ。女子高生でありながら、湯築屋の若女将を務める湯築九十九は、宿のオーナーであり夫でもある稲荷神のシロ、子狐のコマといった仲間と一緒に、今日も神様のおもてなしに全力投球!話題沸騰のキャラクター小説、待望の第二弾!