著者 : 甲賀三郎
甲賀三郎探偵小説選 4甲賀三郎探偵小説選 4
大都会を跋扈する抜山蓋世の大怪盗に挑む大和新聞敏腕記者の獅子内俊次! 甲賀三郎の代表長編「姿なき怪盗」を巻頭に置き、読み応えある同年代の傑作短編をレクションした〈甲賀三郎探偵小説選〉第四集! 姿なき怪盗 * 妖鳥の呪詛 体温計殺人事件 小手川英輔の奇怪な犯罪 波斯猫の死 機知の敗北 状況証拠 編者解題 稲富一毅
甲賀三郎 大阪圭吉甲賀三郎 大阪圭吉
探偵・推理小説の書籍や雑誌を収集保存し、一般読者や研究者が自由に利用できるユニークな図書館、ミステリー文学資料館。本書は“遺産”ともいえるその膨大なコレクションより、大正から昭和初期に本格派探偵小説の旗手として一世を風靡した甲賀三郎のレアな傑作長編と、本格短編の名手として今なお評価の高い大阪圭吉の作品集『死の快走船』を一冊まるごと収録!
将棋推理 迷宮の対局将棋推理 迷宮の対局
江戸川乱歩はミステリーを「犯罪に関する難解な秘密が、論理的に、徐蕨に解かれて行く径路の面白さを主眼とする文学」と定義した。これはまさに相手の駒の動きを予測し、理詰めで解き明かす将棋の勝負と類似している。事実、推理作家には将棋好きが少なくなく、題材にした作品も数多い。本書は文壇の実力派たちによる白熱の名人戦九局を収めた傑作アンソロジー!
蟇屋敷の殺人蟇屋敷の殺人
東京・丸の内の路上に停車中の自動車内に、謎の首切断死体が発見されたー。広大な屋敷に蠢くがま蛙、久恋の女秘書、怪奇な幽霊、いわくの美女、蟇屋敷主人…。探偵作家と刑事は横浜、鎌倉、埼玉奥地、大阪へと犯人を追う。大胆なトリック、秀逸なプロット、気宇壮大なスケール。スリリングに展開する甲賀三郎の最高傑作、初の文庫化!KAWADEノスタルジック探偵・怪奇・幻想シリーズ。
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