著者 : 白鷺あおい
蛇苺の魔女がやってきた蛇苺の魔女がやってきた
綾乃たちが懸命に準備をした生徒会主催の夏至祭は大成功に終わった。ところが夏休みを前に、気になる噂が。群馬県にある五郎丸湖で、ネッシーに似た生物が目撃されているというのだ。二年前に綾乃を襲った首長竜、あれは確かにアロウが倒したはずだ。そんな折、綾乃たちは五郎丸温泉の別荘に招待される…。妖怪と人間が共に学ぶ魔女学校を舞台にした、人気の学園ファンタジイ。
人魚と十六夜の魔法人魚と十六夜の魔法
綾乃は高等部に進級し、中等部には雪之丞の従妹や絵葉の弟や、人間の女の子桜子も入学してきた。そして新学期の一週間が終わったころ、綾乃たちの学年にロシアの水妖ヴォダーくんがやってきた。ところがそんなとき、学院で奇妙なことが起こり始める。周辺では不審者が目撃され、寮の部屋からお八つが消える。妖怪と人間がともに学ぶ魔女学校を舞台にした愉快な学園ファンタジイ。
ぬばたまおろち、しらたまおろちぬばたまおろち、しらたまおろち
両親を失い、伯父の家に引き取られた綾乃。村祭の夜、サーカスから逃げたアナコンダに襲われた彼女は、危ういところを箒に乗った魔女に助けられる。魔女の正体は、村に来ていた女性民俗学者。怪我を負った綾乃は、救い主の母校で治療を受け、そのまま入学することに。だがそこは、妖怪たちが魔女と一緒に魔法を学ぶ奇妙な学校だった。第2回創元ファンタジイ新人賞優秀賞受賞作。
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