著者 : 真崎奈南
生まれたときに災いを呼ぶ黒精霊の祝福を受けたことで一族から虐げられてきた少女・ルーリア。才能にあふれた妹が可愛がられる一方、ルーリアは誰からも愛されず“災い”として命を狙われることに怯える日々を送っていた。成長し、次第に魔力の制御ができなくなってきたルーリアにある日、縁談が舞い込む。相手は優秀な騎士であり公爵家の若き当主・カルロス。だが黒精霊を憎む彼は「魔力が暴走した時は命を奪う」とルーリアに告げるも、居場所のないルーリアは愛のない結婚を受け入れることに。そして始まった形だけの夫婦生活。ここでも虐げられる日々かと思いきや、不器用ながらも優しさを見せるカルロスに、ルーリアは次第に惹かれていき…?これは孤独だった少女が冷徹な公爵に愛され、幸せになるまでの物語。
従姉だけが可愛がられ、家族に虐げられて育った令嬢・ローズ。聖女として規格外の力を持ちながらも、揉めごとを避けるためひっそり暮らしていた。そんなある日、おさがりのドレスで参加したパーティーで、その能力を隣国の王子・ジェイクに見抜かれてしまい…!?「迎えに来た、俺の花嫁よ」-強引にジェイクの婚約者候補として迎えられたローズは、最初は戸惑うも能力を存分に発揮!精霊たちに愛されながら、第二の人生を謳歌する。一方、ローズを失い力がなくなった祖国は危機に瀕しているようで…。
父親である冷酷魔王・ゼノンに蔑ろにされている幼女・ソフィア。ある日乙女ゲームの世界に転生していることを認識するが、来るバッドエンドを回避するためには、パパの好感度を上げて守ってもらうしか道はない。勉強を重ね、規格外の魔力を身に着けたソフィアだが、ある日運悪くゼノンの前で魔力を暴発させてしまう。人生終わった…はずが「これがお前の魔力か、おもしろい」-なぜかゼノンはソフィアを可愛がり、過保護な甘やかしが始まって!?転生幼女が無自覚な可愛さと魔法で大活躍!愛されファンタジー!
薬師を目指す没落令嬢のエミリー。地味にお金を稼ぎたいだけなのに、持ち合わせたチート魔力から聖女に大抜擢!おまけにイケメン王子・レオンから妃に所望される。聖女も花嫁も全力で拒否していると、ひょんなことから3歳児の姿になってしまい?慣れない幼女姿で薬作りに奮闘するエミリーの愛らしい姿がレオンの庇護欲を刺激し、溺愛がMAXになっていき…!?ほのぼの幼女ファンタジーの真骨頂!