著者 : 石川喬司
日本推理作家協会賞受賞作家 傑作短編集(4) 妖異日本推理作家協会賞受賞作家 傑作短編集(4) 妖異
妻が旅行で不在のあいだ、実家に戻った作家が、犬の散歩の際に訪れた河原で、のっぺらぼうの奇妙な人形を拾う(「人形」)。小さな箱を携え、エーゲ海の船旅に参加した男が、いけすかないアベックの殺害を企てる(「エーゲ海の殺人」)など、歴史ある日本推理作家協会賞を受賞し、ミステリー界が誇る作家六名による、奇異で妖しい物語を収録した珠玉作短編集シリーズ第四弾。
不思議の国のアリス ミステリー館不思議の国のアリス ミステリー館
『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』をテーマとして、7人の作家が紡いだ、傑作ミステリー。殺人、強盗、ホラー、パロディ、ユーモア…謎解きと言葉遊びに彩られた迷宮館へようこそ。
絵のない絵はがき絵のない絵はがき
忘れかけていた、ぬくもりが伝わってくる〈家族〉を舞台にした連作「トマトジュースをもう一杯」。『のみや』という飲み屋に集まるサラリーマンたちと怪僧・宋海が繰り広げるユーモア連作「千鳥足劇場」。臨終間際の租父が見せたウインクの意味は?意外な結末でアッと言わせる7篇の物語やタイムトラベル装置のついた車で旅する2人の男の珍道中など、奇想天外、抱腹絶倒のショートショート集。
PREV1NEXT