著者 : 磯光雄
電脳コイル(8)電脳コイル(8)
今より少しだけ未来の202X年。小学生の間では、ウェラブルコンピューター“電脳メガネ”が大流行していた。この“メガネ”をかけると、必殺技を手に入れたり、電脳ペットを飼ったり、子どもたちだけのとびきり刺激的な秘密の遊びをすることができるのだ。ただし、“メガネ”を楽しめる時間には限りがあって…。不穏な空気に包まれる大黒市で、“信者”たちによって「女王」として祭りあげられていくイサコー。裏で糸を引いているのは、大黒小学校の優等生、イイジマだった。彼女の狙いは何なのか!?そんな中、イサコの過去に関する噂がネット上をかけ巡り、その発信源である“三人組”のうちふたりが、何者かに“メガネ”を攻撃される。不安にさいなまれるヤサコは、イサコをとりもどすためのある計画を実行する。
電脳コイル(7)電脳コイル(7)
今より少しだけ未来の202X年。小学生の間では、ウェラブルコンピューター「電脳メガネ」が大流行していた。この「メガネ」をかけると、必殺技を手に入れたり、電脳ペットを飼ったり、子どもたちだけのとびきり刺激的な秘密の遊びをすることができるのだ。ただし、「メガネ」を楽しめる時間には限りがあって…。ヤサコを目の敵にしてつけ狙う他校の「三人組」、イサコを危険視して遠ざけようとするおとなたち、それに反発してイサコに心酔する“信者”たち。ヤサコたちの周囲は、ますます不穏な空気に包まれる。そんな中、大黒市からイサコの姿が消える。イサコの行方を懸命に捜すヤサコたちの前に、二度目の赤い柱ー“合図”が立った…。
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