著者 : 神江京
ペンティシオン全土を覆う、破壊神マヒューズギィガの影ー。破壊神の手先である謎の魔道士を追う、ガルディスたちと別れた女傭兵のパラディアと吟遊詩人のレイは、鋒戈の兄弟が聞き込んできた、妖魔が棲むという、砂漠をさ迷う湖の謎を探る旅に出る。砂漠の国、サンダーゼベイめざして旅を続ける一行に、つぎつぎと襲いかかる刺客たち。意外な助っ人を加え、謎の神殿にたどりついたパラディアとレイの見たものは…。
ペンティシオンの平和を脅かす禁断の黒魔道。その謎を調べるため、王都エンドラーグをガルディたちと訪れたマハは、邪悪な影に襲われる。マハを襲った影のあとを追うガルディたち三人は《処女を求める魔道士》の噂を耳にする。けがれなき処女を求めるという、謎の魔道士の目的とは…?そして、マハを襲った影の正体は?砂漠の国サンダーゼベイで、謎の黒魔道士と美しき赤魔道士マハの最後の対決が迫る!
創嵐剣ディカイオシュネーの力によって堕天使ドゥーファーを倒した戦士ガルディスはレイと別れ、永遠の生命を求める吟遊の村の長エラトスと新たなる旅に出る。旅のなか、ふたりはペンティシオンの人々を無気力におとしいれる謎の吟遊詩人の存在を知り、美貌の女魔道士マハーヴィラとともに後を追う。謎の吟遊詩人の真の目的とは…?そして、謎の吟遊詩人の操る呪歌と対決する三人の運命は…。ますます好調の放浪王ガルディスシリーズ第2弾。
太陽神に仕える神官戦士としての地位と名誉を捨てた放浪の戦士ガルディスと、美神ミシュケイアの加護を一身に受けたかのごとき容姿をもつ吟遊詩人レアーヴェノスが、神より与えられた使命…それは天上界の神の手より盗み出された「妖精の竪琴」をさがし、とりもどすことであった。神よりさずけられた「創嵐剣ディカイオシュネー」を手にしたガルディスVS堕天使ドゥーファーの戦いが迫る。大冒険長編ファンタジー、いよいよ開幕。