著者 : 稲江充
小説 銀の円鍼小説 銀の円鍼
「何とか生きられるだけ生きてみよう」 戦争による負傷で視力を失い、全ての希望を失った花島光道は、三度の自殺を図るもののことごとく失敗し、死にきれずにいた。 そしてある日、そんな自身の運命を決定づける天の声を聞くと、彼は鍼灸の道を志す。 やがて「経絡治療の大家」となった彼の技術と思いは、夢を追う若者たちへと受け継がれるのであった。 鍼灸学校に入学し、花島光道のもと、仲間たちとともに夢を追いかける若者のドラマと、「経絡治療」という鍼灸の流派の神髄を丹念に綴った、熱き魂と感動の物語。 [目次] まえがき 本編 あとがき 【参考文献】 【著者略歴】
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