著者 : 稲田幸久
駆ける(2) 少年騎馬遊撃隊駆ける(2) 少年騎馬遊撃隊
吉川元春に拾われ、騎馬遊撃隊を率いるようになった少年・小六。 尼子再興を願う猛将・山中幸盛(鹿之助)。それぞれが異なる強さを求め、あがき、抗うーー。 毛利対尼子、熾烈なる最後の戦い。 第13回角川春樹小説賞受賞作続篇、誕生。 《物語は疾風迅雷、風のように駆けてゆく。その中で絶妙なのが、両者を相対的に捉え、それぞれの正義を描いている点であろう。 二人共に感情移入が出来るから、読者は引き裂かれそうになりつつも、ページを繰る手を止められなくなるのだ。 読者は作者の術中にはまり、逃れる事は出来ない。あとは一気読みだ。そしてラストーー。 書きたいがこれ以上は書けない。稲田幸久の第二作は、決して読者の期待を裏切ることはない。》 ーー文芸評論家・縄田一男。
駆ける 少年騎馬遊撃隊駆ける 少年騎馬遊撃隊
吉川元春に拾われ馬術を見出された少年・小六。 尼子再興を願う猛将・山中幸盛(鹿之助)。 ともに戦火で愛する人を失った二人の譲れぬ思いが、戦場でぶつかるーー! 第13回角川春樹小説賞 受賞作品!選考委員満場一致の感動歴史エンターテインメント! 堂々たる風格、それでいて清冽で瑞々しい表現。この新人の誕生を見逃すな!
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