著者 : 細田守
ある夏、偶然“タイムリープ”という能力を手にした女子高校生の真琴。ついてない毎日を変えるため、ささいなことで時間を跳び越えタイムリープを繰り返すが、その積み重ねの先に思いもよらないピンチが訪れる。 かけがえのない時間と大切な人を救うため、真琴が決めた未来とはーー。 *本作は劇場版アニメーション映画「時をかける少女」(原作 筒井康隆/脚本 奥寺佐渡子/監督 細田守)をもとに小説化したものです。 第1章 01 奇妙な夢 02 例外の法則 03 夏の陽炎 04 魔女おばさん 05 跳躍 第2章 06 新しい朝 07 無限の可能性 08 分かれ道 09 ごまかし 10 選択の瞬間 第3章 11 修復 12 逆転 13 重なる時間の糸 14 交差する運命 第4章 15 静止した時の中で 16 後悔 17 飛翔 18 元の時間 19 千昭 20 真琴
生まれたばかりの妹に両親の愛を奪われ、戸惑うくんちゃん。ある日、未来から来た妹・ミライちゃんと出会いました。彼女に導かれ、時をこえた冒険に旅立ちます。幼い頃の母、父の面影を持つ青年ーー様々な出会いを経て、くんちゃんが最後に辿り着いた場所とは。 「バケモノの子」の細田守監督最新作の原作小説!
この世界には、人間の世界とは別にもう1つの世界がある。バケモノの世界だ。ある日、ひとりぼっちの少年がバケモノの世界に迷い込み、バケモノ・熊徹の弟子となり、九太という名前を授けられる。その偶然の出会いが、想像を超えた冒険の始まりだったーー。
ある日、大学生の花は”おおかみおとこ”に恋をした。2人は愛しあい、2つの命を授かる。そして彼との悲しい別れーー。1人になった花は2人の子供、雪と雨を田舎で育てることに。細田守初の書下し小説。
数学しか取り柄がない高校生の健二は、憧れの先輩・夏希に、婚約者のふりをするバイトを依頼される。一緒に向かった先輩の実家は田舎の大家族で!? 新しい家族の絆を描く熱くてやさしい夏の物語。