著者 : 羽二重銀太郎
ラピスの心臓 3 深紅の狂鬼ラピスの心臓 3 深紅の狂鬼
アデュレリア公爵家本邸で自由な時間を過ごしていたシュオウは、王女サーサリアと出会う。彼女の傲慢な物言いと態度に苛立ちを覚えるシュオウだったが、真夜中に山奥へ出かけるという王女の護衛をすることに。彼女の身勝手な指示のもと歩みを進める一行は、突如、全身深紅の狂鬼アカバチに襲われる。必死の思いで逃げ隠れ、シュオウは懸命にサーサリアを守る。そんな彼の優しさに触れ、サーサリアの心境に変化が生まれるが…。生きるため、最恐の狂鬼に、シュオウは命をかけて立ち向かう。
ラピスの心臓 1 宝玉の試練ラピスの心臓 1 宝玉の試練
灰色の髪に顔の半分を覆う黒革の眼帯。異彩を放つ風貌をした青年の名はーシュオウ。怪物の棲む森で育った彼は、未だ見ぬ世界を目にするため旅に出た。生まれながらにして身体の一部に埋められた“輝石”。その輝きにより、人々の階級が定められる世界。白濁した石、すなわち庶民のそれを持ったシュオウは、蛙の姿をした“蛙人族”のジロと筋骨隆々なオカマ・クモカリという妙な仲間たちと共に宿命を変える試練に臨む。イラスト総カラー掲載!独特かつ王道。立身出世ファンタジー、開幕。
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