著者 : 羽咲うさぎ
最愛の姉・セシルの死を乗り越え、迷宮都市レーデンスにたどり着いたウルグ。彼はこの街で王立ウルキアス魔術学園への入学金を稼ぐため、冒険者となる。黒髪を畏怖する周囲の罵声をものともせず、次々と魔物を倒し冒険者として頭角を現していく。そんなとき、ウルグはかつての自分のように、フードで頭を隠す一人の少女と出会うのだがー。「小説家になろう」発、大人気異世界成り上がりファンタジーを加筆修正し、待望の文庫化!
三十年前のあの日、死なんてものよりも、よっぽど恐ろしいことがあると知ったー聖都シュメルツでの復讐を終えた伊織とエルフィは、かつての力を取り戻すために忌光迷宮へと向かう。そのあとを執拗に追う、“大魔導”リューザスと王国の精鋭“選定者”達。知られざる過去が明らかになり、かつて仲間だった伊織とリューザスの復讐に、決着の時が迫るー。「小説家になろう」発大人気復讐ファンタジー、ついにクライマックス!!
「-ボクは災いを呼んじゃうからさ」。次なる復讐対象を追って、聖都シュメルツを訪れた伊織とエルフィ。偶然出会ったはずの謎の少女は、自らを「災いを呼ぶ存在」だと告げた。すぐに聖都を立ち去った方がいいと言う少女の警告を無視し、復讐対象である錬金術師夫婦を狙う二人だが、そこに「英雄アマツ」の亡霊が現れー!?クズに復讐してスッキリすることで話題の、「小説家になろう」発大人気復讐ファンタジー第四弾!
かつての仲間に復讐するため元魔王の少女・エルフィスザークとともに復讐の旅を続ける元勇者の天月伊織。彼は信じていた仲間達に殺された記憶に苦しめられながら、自分を裏切った相手を地獄へ落としていく。次の復讐対象は、狡猾な鬼族のディオニス。だが、本来の力を取り戻しきれていない2人は絶体絶命の危機に陥り、エルフィはディオニスに取引を持ちかけられる。「どちらと組むのが利口なのか、君に教え込んであげるよ」。伊織は再び裏切られるのか。「小説家になろう」発、大人気復讐ファンタジー第三弾!書き下ろし短編では、伊織と出合う直前のエルフィの過去が明らかに!!