小説むすび | 著者 : 草中

日本で暮らす女の子が異世界に、しかも子ギツネの姿をとる雪の精霊ミルフィリアとして転生した。王都に出かけた母親を追って彼女が迷い込んだのは強面で屈強な騎士たちがいる“北の砦”だった。最初は砦にいる強面の騎士たちが怖かったけど、今はもう大の仲良し。尾行ごっこや廊下に寝転がって罠を仕掛けるなど、楽しい日々を過ごしていた。そんなある日、父親である水の精霊ウォートラストの案で、親子３人揃ってきれいな景色を見に、家族旅行をすることになったのだが、ウォートラストの案内は失敗ばかり。でも騎士たちとボール遊びをしたり、新しい発見があったりとミルフィリアは大満足！楽しい旅行となるのだが、乱暴者として精霊たちみんなが避けている雷の精霊の気配がして…。果たして雷の精霊の目的は何なのか？読んだらきっと“もふもふ”したくなるほのぼのほっこり交流譚第２弾！