著者 : 葛井美鳥
砂漠の月は青く匂ゆ砂漠の月は青く匂ゆ
新人アナウンサーの蒼は、クイズ番組のロケ地エジプトで精悍な美貌をもつ豪族、サラディーンと激しい恋に堕ち、今はともに日本で暮らす仲となった。あれから三ケ月、今度は特番のため再び遺跡にやってきた蒼。取材の最中、暗号の書かれたパピルスを偶然手にして…。謎の紙片は、特殊部隊に属する恋人サラディーンと何かつながりが…?そんな折、蒼たちは砂嵐に巻き込まれ…。蜜色うるうるロマンスミステリー。
砂漠の月は青く燃ゆ砂漠の月は青く燃ゆ
新人アナウンサーの蒼は番組収録で訪れたエジプトの遺跡で、怪しげな取引に巻き込まれてしまった。漆黒の双眸、精悍な顔立ち、まるでファラオの生まれ変わりのごとき強いオーラを放つ男、サラディーンに監禁され、蜜の媚薬の責めを受ける破目に陥った蒼。すべてを握る鍵…それは謎の『青の書』だというのだが…。神秘的な青い月の下、砂の大地に繰り広げられる甘く滴るロマンシング・ミステリー書き下ろし。
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