著者 : 葦永青
明日の君が、きっと泣くから。明日の君が、きっと泣くから。
「あなたが死ぬ日付は、7日後です」-突如現れた死神に余命宣告された渚。自暴自棄になり自殺を図るが同級生の女子・帆波に止められる。不愛想で凛とした彼女は、渚が想いを寄せる“笑わない幼馴染”。昔はよく笑っていたが、いつしか笑顔が消えてしまったのだ。「最後にあいつの笑った顔が見たい…」帆波に笑顔を取り戻すべく、渚は残りの時間を生きることを決意して…。刻一刻と迫る渚の命の期日。迎えた最終日、ふたりに訪れる奇跡の結末とは…!?感動の青春恋愛小説!
死にたがり春子さんが生まれ変わる日死にたがり春子さんが生まれ変わる日
無気力に日々を生きている高校生の春子は、線路に落ちそうになった人を庇って命を落としてしまう。死後の世界で出会ったのは死神・薊。なんと春子は彼の手違いで殺されてしまったのだ。だが、生きることに執着のない春子。彼女はそのまま、この世に彷徨う死者を成仏させる死神の仕事を手伝うこととなり…。様々な死者の想いに触れた春子を待ち受ける運命とはー。感動のラストは圧巻!読後、きっとあなたの明日が生きる希望で満ち溢れる。「エブリスタ×スターツ出版文庫大賞」部門賞受賞作!
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