著者 : 藤井咲耶
商談先で聞いてはならない会話を耳にしたことにより命を狙われる優司。敵なのか味方なのか…異国の血を引くアレクセイに助けられたのはいいが、命の保障と引き換えに求められたのは優司の身体だった…。アレクセイの愛撫に身体は堕ちても心まではと殻に閉じこもる優司だったが、彼を慕う人々に触れ…彼の過去が心の傷となっていることを知り、戸惑いながらも次第に…。エキゾチック監禁愛。
憧れの叔父との旅行中、見知らぬ男たちに攫われ砂漠を彷徨っていた和日は、クバド国王・サディードに救出される。しかしサディードは、叔父の安否を知りたがる和日を王宮に閉じ込め、逃げ出そうとすれば陵辱を繰り返す…。自分を組み敷く傲慢なサディードだが、若き国王としての手腕に…その優しさに、次第に惹かれ始める和日。…頑なに和日を帰そうとしないサディードの本心は。
卒業旅行で訪れたオランダー洋平は伯爵家の城で催されたパーティで、妙ないきさつからその家の後継者、クラウスとダンスをすることに…。それから数ヶ月…失業中の洋平のもとに、祖父の経営する企業の日本支社長に就任したクラウスから自分の屋敷で住込み家政夫をしないかという話が…。だがその条件とは…クラウスに抱かれること!?メイドの夜のお勤めは羞恥と快楽に染まり…書き下ろし蜜色ラブ。
砂漠での甘美で衝撃的な出会いから1年ー。愛しきひと…誇り高き青の戦士、トゥアレグ族のミカルとともに再びパリ〜ダカールラリーに挑んだ海。砂漠を知り尽くした頼もしいナビゲーターを得て、順調にゴールを目指していた矢先、そのミカルが突然に姿を消してしまい…!そんな時、呆然とする海に救いの手を差し伸べたのがミカルの双子の弟、ジブリールだった…。
祖父の命令でパリ〜ダカール・ラリーに参加した青年、海…だが、その最中、予期せぬ事故にあい、灼熱の砂漠で、ひとり途方に暮れることに…。そんな海の前に現れたのは、青い衣を身にまとった誇り高き遊牧民、トゥアレグ族の若く美しき族長、ミカルだった。ミカルとともにオアシスを目指すうち、謎の盗賊団に囚われ、決死の逃亡を試みることになるが…。めくるめくスリリング・ロマンス書き下ろし。