著者 : 蛍石
神様の手違いにより孫の身代わりで異世界へ行き、自由に生きることになったアサオ・セイタロウ。彼はお詫びに貰った超チート能力と年の功を生かし、旅の商人として生きていくことを選ぶのだった。王都シトリネマットで私塾を開くセイタロウたちは、騎士団と警備隊に稽古をつけた縁で、旧港を舞台にした大規模な模擬戦に招かれる。国王も観覧する中、一家総出で大立ち回りを繰り広げるが、意外な闖入者の登場で、事態は思わぬ方向へ…そんな、概ね平穏、時々波乱な日々の中、セイタロウは謎のダンジョンに転移してしまう。そこにいたのは、以前襲ってきた三幻人。彼らとの再会を端緒に、神をも退ける最難関迷宮の攻略が始まるー『いのちだいじに』を信条に、アサオ一家は今日も愉快にのんびりと。自由すぎるじい様の異世界ゆるり旅、これにて花道。
神様の手違いにより孫の身代わりで異世界へ行き、自由に生きることになったアサオ・セイタロウ。彼はお詫びに貰った超チート能力と年の功を生かし、旅の商人として生きていくことを選ぶのだった。温泉を作ったり、魔物の里で宴をしたりと、気ままに旅をするセイタロウ一行。辿り着いた王都では、彼の評判を知る各ギルドから丁重にもてなされ、ついには国王からも呼び出される。その歓迎の茶会では一波乱あったものの、実力と人柄で一目置かれ、王家と良好な関係を築く。そんな王都暮らしにあたり、セイタロウが住まいとしたのは海沿いの一軒家。そして近くにある洞窟に、珍しい魔物がいると聞き、海の中に向かうことにー新たな出会いが紡ぐ縁で、新生活も賑やか!自由すぎるじい様の異世界ゆるり旅は今日も続く!
神様の手違いにより孫の身代わりで異世界へ行き、自由に生きることになったアサオ・セイタロウ。彼はお詫びに貰った超チート能力と年の功を生かし、旅の商人として生きていくことを選ぶのだった。冬の港街でバイキングの店を営むセイタロウは、商売の他にも盗賊討伐や工作教室に精を出し、平穏ながらも忙しい日々を送っていた。やがて春になり、彼とその家族は店を友人たちに預け、王都を目指す旅に出発。その道中で、キノコとタケノコ、加えてスギの魔族にそれぞれが暮らす里へ招待されることとなる。しかし、三つの種族のうちキノコとタケノコはとある因縁から長年いがみ合っており、セイタロウたちもその巻き添えに。何とか和解させようと気を揉むのだがー次なるお役目は、諍う魔族たちの橋渡し!自由すぎるじい様の異世界ゆるり旅は今日も続く!