著者 : 蛍石
最強じい様ファンタジー完結! いつの間にか、王都シトリネマットで学び舎を開くこととなったセイタロウたち。騎士団と警備団に稽古をつけた縁で、旧港を舞台にした大規模な模擬戦に参加することになる。国王も観覧する中での、魔法に体術、何でもありの集団戦。一家総出で大立ち回りを繰り広げるが、意外な闖入者の登場で、事態は思わぬ方向へ。そんな概ね平穏、時々波乱な日々の中、セイタロウは謎のダンジョンに転移してしまう。そこにいたのは、以前彼を襲った、神の下僕・三幻人。彼らとの再会を端緒に、神すらも退ける最難関ダンジョンの攻略が始まるのだったーー『いのちだいじに』を信条に、アサオ一家は今日も愉快にのんびりと。自由すぎるじい様の異世界ゆるり旅、これにて花道。
最強じい様ファンタジー第九弾! 温泉を作ったり、魔物の里で宴をしたりと気ままに旅をするセイタロウ一行。辿り着いた王都では、彼の評判を知る各ギルドから丁重にもてなされ、ついには国王からも呼び出される。その歓迎の茶会では一波乱あったものの、実力と人柄で一目置かれ、王家との良好な関係を築くのだった。そんな王都暮らしにあたり、セイタロウが住まいとしたのは海沿いの一軒家。そして近くにある洞窟に珍しい魔物がいると聞き、海の中に向かうことにーー新たな出会いが紡ぐ縁で、新生活も賑やか! 自由すぎるじい様の異世界ゆるり旅は今日も続く。
最強じい様ファンタジー第八弾! 冬の港街でバイキングの店を経営中のセイタロウ。商売の他にも盗賊討伐や工作教室に精を出し、平穏ながらも忙しい日々を送っていた。やがて春になり、セイタロウ一行は店を友人たちに預け、王都を目指す旅に出発。その道中で、キノコとタケノコ、加えてスギの魔族に、それぞれが暮らす里へ招待されることとなる。しかし、三つの種族のうちキノコとタケノコはとある因縁から長年いがみ合っており、セイタロウたちもそ巻き添えに。何とか和解させようと気を揉むのだがーー次なるお役目は、諍う魔族たちの橋渡し! 自由すぎるじい様の異世界ゆるり旅は今日も続く。