著者 : 蜷川泰司
絶滅危惧種絶滅危惧種
ディストピアに潜む光が闇を転覆させ静謐な狂気が明日なき世界を引き裂いてゆく。ユウラシヤ4部作もいよいよ佳境を迎え、無慈悲な迷宮で息を潜めて生きる存在は、ついにユウラシヤの謎に迫ってゆく。
ゲットーの森ゲットーの森
生誕百年前のジョン・レノンに出会ったその同じ冬、隼は旅重なる亡命者スピノザの帰還に立会った…ユウラシアの霧に視界を阻まれ…正夢という名の悪夢、孤高のドゥルージアンによる魔術的時空を舞台とする脱領域的物語。第二長篇『ユウラシヤ』(全4部)の第2部。
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