著者 : 西崎ありす
新たな商会の経営者として金儲けを目論むサラは、暴動を鎮圧して城に戻っていた。資金稼ぎのために新たな商品開発や設備の調達などに奔走しつつも、騎士団長子息や孤児の魔法少年と剣術や座学の授業を受けることに。ところが、うっかりいつもの調子で規格外魔法を連発し、騎士団長もびっくりの剣舞を披露するとー王族すらも凌駕する実力に、領地をあっさり捨てるのではないかと焦った者たちから養父や婚約者として立候補が続出！？騎士団長やその息子、ひいては伯父までもが再び名乗りを上げー？「その縁組、対価はおいくらかしら？」貴族か、自由な平民か。やり手少女の荒稼ぎファンタジー第三弾！
領主代官のサポートとして新事業を目論むサラにとある報せが届く。なんと領地の畑に人体に有害な麦角菌が広がっているらしい。このままじゃ、稼ぐどころか民の健康も危うい。急いで現場に向かうと、この土地の麦栽培は終わりだと農民たちが絶望していた。でも、この大きな土地の可能性を探らないなんて馬鹿らしい。子どもだと舐めてきた文官を秒で黙らせ、薬師たちに売れる作物を調べさせる。さらに植物妖精のポチに出してもらったジャガイモや亜麻などの栽培を農家の大人たちに提案しー？第１１回ネット小説大賞受賞作！
「やっぱり裕福な平民がベストな選択肢かしら？」バリバリの商社マンから転生したサラは、引き取られた先の侯爵家で作戦を練っていた。歓迎されない居候のままでは将来、平民出と蔑まれる貴族の後妻が関の山。よし、太い実家の恩恵は享受しつつ、独立資金を貯めるまで辺境領に戦略的撤退だ。そう思っていたのに…領地は横領により経営破綻寸前だった！？大事なパトロンの危機を前に、猫なんてかぶっていられない。城に埋もれていた錬金術の資料をエサに有用人材をヘッドハンティングし、ギルドを脅して鉱山を開拓させ収入源を確保。年上たちにビビられながら領地立て直しに奮闘する。やがて、八歳にして侯爵も顎で使う大商家への道を歩み始めるのであった…。身内も大人も貴族も、みんなまとめて手玉に取る！金儲けまっしぐら！？やり手少女の荒稼ぎファンタジー！
