著者 : 谷原悠
思い出泥棒思い出泥棒
夏の終わりに父さんを病気で亡くした小学校2年生の春海(はるみ)と美波(みなみ)はお母さんの故郷のまちにやってきた。その町は海辺の町で、春海のじいちゃんは昔船乗りで世界中を渡り歩いていたが、船から降りた後はばあちゃんと一緒に民宿を開いていた。春海は船乗りだったじいちゃんが大好きで、じいちゃんの冒険話を聞くのが大好きだった。 でも、そのじいちゃんに異変が・・・。 そして、大好きなじいちゃんから記憶を奪い取る「思い出泥棒」と春海の戦いが始まる。 海辺の町で 僕たちの名前と海での約束 異変 立ちこめる霧 ジョナサン 霧の中へ ジョナサンの話 宣戦布告 旅立ち それから 再びあの地へ 世界のどこかで
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