著者 : 足立明
砂漠の王子とタンムズの樹砂漠の王子とタンムズの樹
この樹がなくては国がほろび、この樹があるから民が死ぬ。「一体、タンムズの樹って、何なのだ!」「それは、まだお教え出来ません(中略)…もう少し、あと五年、そう、坊っちゃまが十五歳におなりになりましたら、必ずお教えいたします」。悪魔の掟がルビー色の眼の王子を追い詰める。深く切ない親子の情・友情・人間愛が心を揺さぶる感動作。
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この樹がなくては国がほろび、この樹があるから民が死ぬ。「一体、タンムズの樹って、何なのだ!」「それは、まだお教え出来ません(中略)…もう少し、あと五年、そう、坊っちゃまが十五歳におなりになりましたら、必ずお教えいたします」。悪魔の掟がルビー色の眼の王子を追い詰める。深く切ない親子の情・友情・人間愛が心を揺さぶる感動作。