小説むすび | 著者 : 銀麦

勇者パーティーを壊滅させた白銀の魔将を倒し、白紙級にして「魔将殺し」の称号を手に入れた元サラリーマン宗谷。神官ミア、精霊使いメリルゥと正式にパーティーを組むことになった彼は、新たな剣をイルシュタット最高の鍛冶師に頼むことに。その鍛冶師ドーガは、かつての仲間であり、再会を喜ぶ二人だったが、工房は何者かの襲撃を受けてしまう。捜査を進める中で浮かび上がった犯人は、またしても宗谷と過去の因縁がある人物で…？

かつて世界を救い、その後、現代日本でしがない課長として働いていた宗谷。彼が目を覚ますと、そこは昔、英雄として駆け抜けた異世界だった。だが、昔冷たくしたせいで召喚主の女神は装備だけ寄越して手紙でしか連絡してこない。それならしょうがないと、宗谷は助けた神官の少女とともに、ヒラの冒険者として二度目の異世界を満喫することに。ギルド嬢には目をつけられ、エルフの精霊使いには一目置かれながらも、昔とった杵柄で宗谷は異世界を闊歩する！第４回カクヨムＷｅｂ小説コンテスト異世界ファンタジー部門特別賞受賞。