著者 : 錦光山和雄
粟田、色絵恋模様粟田、色絵恋模様
十三歳の祇園の舞妓、千恵とお民は、舞妓の店だしの日、巽橋の上で「どっちが祇園一の舞妓になるのか勝負せなあかんのや」と対峙する。そこから二人は京都を代表する粟田焼の窯元・錦光山宗兵衛を巡って争い、思いもよらぬ運命の糸にもてあそばれるように変遷を繰り広げていく…。幕末から昭和にいたる京都の粟田に生きた陶家の人々の怒濤の日々、栄光と挫折、祇園に生きた女たちの愛と確執を描く壮大な歴史ロマン!!
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十三歳の祇園の舞妓、千恵とお民は、舞妓の店だしの日、巽橋の上で「どっちが祇園一の舞妓になるのか勝負せなあかんのや」と対峙する。そこから二人は京都を代表する粟田焼の窯元・錦光山宗兵衛を巡って争い、思いもよらぬ運命の糸にもてあそばれるように変遷を繰り広げていく…。幕末から昭和にいたる京都の粟田に生きた陶家の人々の怒濤の日々、栄光と挫折、祇園に生きた女たちの愛と確執を描く壮大な歴史ロマン!!