著者 : 鍋島テツヒロ
最愛の恋人を勇者パーティ4人に殺害され、自身も死の淵から蘇ったリューク。1人目の標的である聖神官を倒し、次に向かったのは竜騎士ドルトムの住む街だった。相手は単騎でも強大な力を持ち、更に伝説級の竜を従えているため打倒するのは極めて困難。どうやって復讐するかを考えていたリュークは、自分と同じように家族を奪われた子供の竜、アルと出会う。『死者の力を喰らうスキル』『時を戻すスキル』に加え、志を同じくする協力者を得たリュークは、竜騎士への復讐を果たせるのか。絶対的強者に挑む復讐劇、第二の幕がいま上がる!
「てめえら全員、ぶっ殺してやるー。」平凡な村人だったリュークはある日、理不尽に恋人のミーナを殺されてしまう。相手は正義の存在だったはずの勇者パーティ4人。自身も重傷を負い、死に瀕していたリュークに、声をかける存在がいた。『…少年よ…生を望む…か…』「生きたい…生きて…あいつらに…復讐がしたい…」敵は勇者、女賢者、竜騎士、聖神官の4人。対するは「殺害した相手の力を奪うスキル」「自身の能力を代償に時を戻すスキル」を得た復讐の鬼。勇者以外の悪人も成敗してさらなる力を獲得しつつ、リュークはまず聖神官ジャルドの本拠地へと歩き出す。絶対的強者に対し、知略とスキルを駆使して挑む、一世一代の復讐劇が幕を開ける!
近大競馬の発祥から300年。血統や交配の厳格なルールが定められ、馬をより前へ進ませ、より速く走らせるために、より高みを目指すために、途方もない年月を数多の人馬の血が繋いできた。その最前線にサラブレッドと現代競馬は存在している。そんな現代競馬にー武田騎馬の血を継ぐ新馬・レッドアームズが参戦する。地方競馬の騎手・武田信晴とレッドアームズは破竹の勢いで連勝するが、現代中央競馬最強の“軍神を継ぐ者”と称される名馬と天才騎手・上杉克影に敗北する。だが、かの馬にも武田騎馬と因縁浅からぬ出自があり、それが血と宿縁の物語の幕開けだったー!伝説の血統が現代競馬に参戦!地方から中央へ駆け上がる最速最強の逆転劇!