著者 : 門倉暁
荒れ地に花を荒れ地に花を
その花は 救済か… 禍か… 東京豊洲の高層マンションで見つかったミイラ化死体。 不可解な点がある……三日もしない間にミイラになったのだ。これに続き発見されていくミイラ化死体。その近くには決まって薄緑色の葉をした植物があった……。 バイオテクノロジーとその裏に潜む人間の闇を融合させた 近代的SF小説 プロローグ 第一章 ミイラ 第二章 葉 第三章 エアープランツ 第四章 荒れ地 第五章 姉 礼六章 暴走 第七章 植物園 第八章 花
真夏に降る雪真夏に降る雪
読み終えた時、周囲が一変して見えるほどの圧倒的な力を持つ 現代の黙示録 真夏に雪のように降るウイルスに、人々が冒されはじめる。 食べても食べても食べ足りない異様な食欲。 物語は欲望を制御できない人類の行く末を暗示する。
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