著者 : 関根聖
奇策屋見届け人 仕掛の章奇策屋見届け人 仕掛の章
旗本の次男坊の仁之助は、とある不祥事のせいで婚家を追い出される。彼は流れ流れて辿り着いた品川宿の「悪人町」で、「奇策屋」の看板を掲げる“おとこ名の美女”宗次郎と出会い、怪しげな仕事を手伝うが……!?
うろつき同心勘久郎 鬼刀始末(三) 陽炎鷹うろつき同心勘久郎 鬼刀始末(三) 陽炎鷹
“うろつき同心”空木勘久郎は、深編笠の浪人者の窮地を救う。その成り行きから、彼は十にも満たない幼子・鳶之介を預かることに。一方、北町奉行所では、重罪人“嶋田兵部”に関わる不穏な密命が下されていた……。
うろつき同心勘久郎 鬼刀始末(二) 暗夜行うろつき同心勘久郎 鬼刀始末(二) 暗夜行
事件を見れば首を突っ込む、定町廻り同心・空木勘久郎の渾名は“うろつき同心”。彼は『万病を治す奇跡の按摩』と噂される座頭・九治と出会う。その頃、江戸市中で“腹咬”と呼ばれる奇妙な病が流行し始めて……。
うろつき同心勘久郎 鬼刀始末うろつき同心勘久郎 鬼刀始末
大川で見つかった中間の死体は、真っ二つに両断されていた。「鬼の仕業」と噂されるその奇怪な事件を調べる中で、定町廻り同心・空木勘久郎は、善規という蓬髪の浪人と出会った。善規は自らこそが「鬼」だと名乗る。
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