著者 : 青海エイミー
夜をめくる星夜をめくる星
「人のこと、許さなくてはいけないでしょう?」「どうして、そう思うの?…僕は、許さない。」私は彼の顔を見た。(本文より) ーー原稿段階で目を通した人たちから、「茫然とした。とんでもないものを読んでしまった」「究極のラブストーリーだと思った」「泣きながら読んだ。かつての自分が昇華されていった」「ルッキズム、ジェンダー、エスニシティ、性の商品化、労働市場…多層の暴力が絡まり、文章が身体にまとわりつく」等々、衝撃的な感想が寄せられた作品。待望の書籍化です。 読む人それぞれに、大きな問い、癒し、希望を浮かび上がらせ、心を揺さぶる。あなたなら、どう読むだろうか? 私たちは、この世界でどう生き続けられるか? 多くの共感を呼んだ前作『ジミー』の感動を再び。現代の癒しと希望の物語。
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