著者 : 香坂あきほ
王太子ラウルの唯一の妃となったリードの前に、同じ転生者であるコンラートが立ちはだかるが、リードたちの機転により戦争は回避された。リードはリケルメ王にコンラートの狙いが、ユメリア大陸の資源奪取と植民地化だと伝えるが、リケルメもまた大陸進出を目指していることを知り愕然とする。一方、ラウルは人々の幸せのためにリケルメやコンラートとは違う道を選ぶことを示し、リードの気持ちに寄り添う。最悪の場合、リケルメと袂を分かつ事態になりかねない中、リケルメの娘であるパトリシアがやって来て…?
現代から転生したリードは、大国の王の元側室だった過去を清算し、周囲からも祝福されて、王太子・ラウルの唯一の妃となった。結婚後もリードを気にかけるアローロ王・リケルメの存在に嫉妬を隠せないラウルだったが、視察で訪れた美しい島で甘い夜を過ごし、互いの想いを確かめ合う。だが島に挨拶に寄ったラウルの従弟・ルイスがリードに一目惚れをしてしまったようで、王都に帰還してからも何かとリードに迫るようになる。追い打ちをかけるように、ラウルの隠し子騒動まで勃発し、リードとラウルはすれ違ってしまい…? 大好評配信中の『その後の後宮を飛び出したとある側室の話』と『後宮を飛び出したとある側室の話3』を収録した待望の書籍化第2弾!
神子として獣人だらけの異世界にやって来た晴真は、保護役の竜人・アーロンとの冒険の旅の過程で彼の発情期に居合わせ、体を繋いでしまい、さらに間もなく妊娠が発覚する! アーロンへの恋心を自覚していた晴真は子供を産む決心をするが、跡継ぎを孕んだことで、アーロンが次期竜帝の筆頭候補に躍り出てしまう。さらに、恋敵(?)が突然神殿を襲ってきて…!?
ある日突然、獣人だらけの異世界に転移した晴真。チート級の精霊魔法を武器に、冒険の日々を楽しんでいたところ、突然現れた竜人・アーロンに捕まり、異世界人だとバレてしまう。「神子は捕獲しておかないと」と拐われた先は竜の神殿!? 軟禁されかけ逃げ出したものの、追いかけてきたアーロンと冒険の旅を続けることに! しかし、友情が芽生え始めた頃、アーロンに予期せぬ発情期が訪れて…!?
現代から転生した側室のリードは、国王に寵愛されるも馴染めずにいたが、王が新たな側室を迎えることを知り、出奔することに。しかし逃亡先の隣国で王太子・ラウルから「国を変える手伝いをして欲しい」と請われ…?
オアシスで死にかけていた尚尋は、偶然通りかかった小国・シャーニダルファンの王ルシアムに救われる。そして目を覚ますと、見知らぬ宮殿…ルシアムのハレムに閉じ込められていた。しかしそこは男性しかいないハレム。常軌を逸する世界に逃げ出す尚尋だが、ルシアムに捕まり凌辱されてしまう。ルシアムの執着が増していく中、ハレムからルシアムの生涯一人の伴侶となる者を選び、ハレムを解散すると告げられるが…。